往診に同行するということ

薬局(薬剤師)と病院(医師)、そして訪問看護ステーション(看護師)。介護施設での仕事について、今夜はぼんやり考えてます。

指示は処方せんと看護オーダーによって行われます。だけどカルテは見える環境にありません。病院からの一方通行な情報だけではなく、薬剤師から本物のフィードバックが成功し、相互通行に交通が変われば・・。利用者さんに一番近い看護師が本音を語り始めれば・・。未来の医療は変わると思います。

薬物動態と薬物毒性の知識が必用です。そして、病態をもっと知らないと話になりません。診断基準となるロジックを何度も経験しないと、医師の処方解析は出来ません。

今日も往診中の医師と、僕は行動を共にさせていただきました。

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東日本大震災後の気仙沼で、医師看護師薬剤師同行避難所回診を経験した先輩が、話してくれたことがあります。

「同行は凄く意義のあるものだった。」

具体的にどう動くのか。

病院内でのヒエラルキー下では、ガチンコネゴシエーションは現実難しいだろうと想像します。やはり独立した組織である薬局の薬剤師が、ほんとうの意味で対等に、チェックマンとなる医療を目指したいと思います。

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